あらすじ
2020年の新型コロナウイルスの騒動の前から、既に人生のどん底であったが、皮肉にもこの新型コロナウイルスの騒動が転機となる。この新型コロナウイルスの騒動ではホテルの宿泊代金が底値であることに目をつけて、やたらと京都に出かけて現実逃避をしていた。そしてもう二度とないであろう非日常を体験していた。新型コロナであろうが、〝感染したとしても発症前に熱で新型コロナを殺せないか?〟と目論んでいた。やがて新型コロナウイルスの感染対策でサウナに興味を持つ。〝感染したとしても発症前にサウナの高熱で新型コロナを殺せないか?〟そして、京都のドーミーインでタナカカツキ氏の「サ道」という漫画を見つける。テレビ東京の深夜ドラマで原田泰造の主演でドラマが放送していたのは知っていたが、テレビ東京のオリジナル脚本かと思っていた。まさか原作があるとは知らなかった。いざ、「サ道」の1巻を手に取って読んでみると、そこには「脳に快感物質的な」やら「副作用のないドラック」やら衝撃的な言葉が並ぶのである。誤解を生みそうな表現に、深夜枠とはいえよくドラマ化できたなとは思ったが、間違いなく、ここ最近のサウナブームのきっかけはこれだろう。そうはいっても周りにほとんどサウナに行く人もいないし、当然、整った人もいない。「サ道」を参考に〝サウナで整う〟ための試行錯誤が続いた。