あらすじ
真っ白な紙に鉛筆を走らせては手を止める。何度も書きなぐった幾千幾万の線が、命を吹き込まれる日は来るのだろうか。デザイナーになる。夢の扉ははるか遠く、道は険しかった。
銀河の星屑のように、無数の宝石のような輝きをちりばめた世界。千代紙模様の筒を覗き込むだけで、心は夢の世界へと飛び立ち自由に駆け巡る。サラサラと音を立てる半透明の欠片の形は、刹那の調和を作っては消えていく。煮詰まった気持ち、苦しみに息が詰まった鼻先に、混沌と無意味をもたらす。それは美しく、心の平衡をもたらしながら、未来への地図を描くのだった。