あらすじ

西暦1672年、ルドラはラ・プラタ河口にあるブエノス・アイレス砦を占拠した。捕虜にしたスペイン軍の兵士(クリオージョ、メスチーソ、ムラート)から情報を聞くと、この地域にはパンパと言う名の大草原があり、野牛や野生の馬が大繁殖しているという。またパンパという草原は農耕にも牧畜にも最適な場所で上手く利用すればアルゼンチンは世界一裕福な地域に生まれ変わると聞き、ルドラは仲間たちが帰還してくるまで内政に力を入れることにした。農耕、牧畜、漁業に力点を注ぎ、稼いだ外資を使ってアルゼンチンをイングランドのように工業化するのが目標である。しかし、南米の難しさは、スペイン人によって徹底的に国土が破壊され、数百年に渡って収奪されていることである。ルドラが目覚めると、場所は同じだが時間が262年後になっていた。ほぼ現代に近い1934年である。以前はマル・デル・プラタ海岸で沿岸漁業を行っていたが、それが成功し缶詰工業の社長となっていた。イワシ缶とかサバ缶を作る会社だな。シヴァ神に言われ、ブエノス・アイレスの日系人カフェへ行った。そこでは悪魔のように可愛い女性と出会い、彼女にああせいこうせいと言われた。最初のうちはまあ良いわいと従っていたが、あまりの図々しさに頭にきたルドラは彼女を怒鳴りつけた。結果的には彼女の言うことを実現させてしまい、何とも言えぬ気持ちになった。知り合った日系人の中田のサイドビジネスの資金を出してやり、麻雀という面白いゲームも教わったルドラは心の中でこりゃあ昔には帰りたくないなと思った。車もあるし、鉄道もある。電話という便利なものもあるらしい。

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エブリスタ
エブリスタ2025/03/01
  • 現在の作品黄金と血のアルゼンチン