あらすじ
高張しかいない国に行きます。
ついでに高張の好きな相手が誰なのか知りたいので見つけ出します。
僕は今まで会った人間の中で、高張が一番好きだ。同じ二年一組の仲間だったはずの子安(こやす)くんは、私にそう告げた。
尖ったところのない中学生の私こと高張朋子(たかはり ともこ)。
ある日昼寝から目覚めると、家からも街からも人がいなくなっていた。学校の屋上で唯一見つけた子安くんは、からっぽ現象は自分の起こした異変だと言う始末。そしてやっと他の生徒に会えたと思ったら、私たち+わずか数人という衝撃の人選になっており……?!
自らを魔法使いだと言い張る子安くん。
大勢から見た個人。個人の思う個人。存在自体は視認できない恋愛や友情。
主人公は△だと直感した物が、他人には○に感じられるコトもある。
そんな風に気づいた時、混乱の三日間は、徐々に色を変え始める――
氷室冴子青春文学賞 投稿作品です。
表紙は同人誌表紙メーカー+無料素材で加工しました