あらすじ

飛騨忍者戸上流宗家の一員となった佐紀は、卯の方角遥か彼方に闇を見いだした。東京都壺塾という歓楽街には、夜な夜な人を食い物にする闇が蠢(うごめ)いていた。ヤクザが屯すボッたくりバーに引き入れられた彼は、泰然自若として暴力を受け流し、まるで友達に物を尋ねるように、ある「組」の情報を探る。往来へ戻った彼を待っていたのは、客引きのサキの思わぬ言葉だった。壺塾ユースと呼ばれる若者たちは、帰る場所もなくこの地に縛られていたのだった。この地が抱える闇に近づくと同時に、祖父と父の消息を追っていた彼は、警官にまたしても組のことを尋ねるのだったが ───

連載情報

ウェブ小説

配信言語
エブリスタ
エブリスタ2025/04/14
  • 現在の作品【小説】闇に滅するかわたれ時 [共鏡の佐紀Ⅱ]