あらすじ
貴族令嬢レイナ・アルステリアは、絹のドレスに包まれた優雅な生活を送っていた。
しかし継母の陰謀により「反逆者」として罪を着せられ、財産も爵位も奪われ絶海の孤島フェルダ島へ流刑となる。絶望の中、漁師バルドや薬師マルタ婆さん、少女ニナら島民たちと出会い、「働く喜び」と「仲間との絆」を知ったレイナは、やがて島の復興と交易の拠点づくりに奔走。
島は“奇跡の島”と呼ばれるまでに栄える。
だが故国アルステリア王国に戦火が迫ると、レイナは国を救うため「レオン王子」と名を偽り戦場へ赴く。
かつて島で出会った青年・勇者カイと再会し、共に軍を率い、知略と仲間の力で侵略軍を退ける。
勝利の凱旋の中、カイが実は敵国ジルカーンの第一王子だったことが明かされる。両国の和平と未来のため、レイナとカイは手を取り合い、結婚を誓う。
継母への復讐を果たしたレイナは、正式に王位を継承し「暁王国連邦」を築く。
かつての敵国ジルカーンと手を結び、身分や国境を越えた新たな国家を創り上げる決意を固めるのだった。
「守られるだけでは、何も守れない」
スプーンより重いものを持ったことのなかった少女が、国と未来を背負う女王へと生まれ変わる——これは「暁に咲く女王」の物語である。