あらすじ
小鳥遊の友人の如月の様子がおかしい。その理由は境町図書館のせいだという彼の妻に頼まれ、小鳥遊は図書館を訪れる。
古びた薄暗い図書館で小鳥遊は如月の声を聞き、足元に落ちた本を開く。描かれた曼荼羅模様が宙に浮かび、その色彩と光と影が図書館だけでなく小鳥遊をも飲み込もうとするが、そのとき如月の「閉じろ」という声。気を失い夜に寝覚めた小鳥遊は本を鞄に隠して図書館を出る。
そこで見たのは現実にはありえない景色。異形の獣に跨った如月が「戻れ」と叫び、走り去っていく。小鳥遊は自分の体が崩壊しかかっているのに気づき――。
本作品はGeminiとの共作です。表紙絵も同じ。
①Geminiへの最初の要求
・「その図書館には、奇妙なうわさがあった。」から始まるショートショート(2000字程度)
・幻想的でリズムのある美しい文章
・明確なストーリーはなく虚実ないまぜで終わる
②Geminiへの2回目の要求
・もっと破滅的な結末に
・あらゆる書物の物語が現実を侵食するような結末に変更
→Gemini原文(note記事に掲載)
※この後も文体変更指示等出したが不採用
③人間による加筆修正(オチをつける)
→掌編『司書の告白』
〇なお、指定した冒頭文はpixiv主催の「日本SF作家クラブの小さな小説コンテスト2025」の共通書き出し文ですが、コンテスト応募作ではありません。