あらすじ
『だから、探してたの。彼の代わりに、わたしの絵を描いてくれる人。スプリングガール、オータムガール、ウィンターガール。その三枚を描いてくれたなら、わたしは違う季節と違う景色の中に行けるわ』
小学生の時、図工室に入り浸っていた私。
そんな私に声をかけてきたのは、美しい水彩画の中の女性だった。彼女の絵のタイトルはサマーガール。その絵を描いた少年が亡くなってしまったため、季節ごとの連作が未完成となり、彼女は夏の空間に閉じ込められてしまったという。
波長のあう私に、連作を完成させてほしいと頼んでくるのだが……。
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2025/07/03 全文掲載