あらすじ
数十年前、太平洋上に突如、直径数キロの巨大な雲―半透明の蜃気楼のようなもので覆われたその場所は、ミラージュスポットが出現。各国はあらゆる科学機器を用いて観測に乗り出したが、分かったのは、それが異空間へ通じているらしいということだけだった。ほんの少し魔法の力が民間にも浸透しているおり、魔法使いも探索を試みたが、結果は同じだった。
この異世界へ通じている地点―ミラージュスポットが出来る数年前、地下資源をめぐり戦争を繰り広げており、日本はテクノロジーを用いて、遺伝子編集技術により人工的に改造した子供―通称モンスターズなるものを極秘に生み出し、優位に立っていたが、やがて戦争により疲弊した世界は互いに不可侵条約を結び、モンスターの子供たちも用済みとなり、世間から隠れるようにひっそりと暮らしていた。
その一人、ビオラはモンスターの仲間の一人、ゴー、とある島で平和に暮らしていたが、ある日、巨大な雷のような光が家の近くに墜ち、そこから一人の少女を見つける。彼女の名はクロエ。ミラージュスポットの向こう側の世界の住人で、私たちの世界の魔法をはるかに凌駕する力を行使する「魔女」であったのだが、向こうの世界のニルヴェル帝国の異常に発達した科学力により、魔法は弾圧され、彼女も処刑されそうになったが、こちら側に逃げてきたことが判明する。
こちら側の大人たちに酷い扱いを受けたモンスターの子供たちは、クロエと少しづつ交流していき、魔女とモンスターズたちが確かな絆を作っていくが、やがて、スポットを通って刺客が島に現れ、さらに島を攻撃しにくるー
しかし、刺客たちは知らなかった。
こちらの世界は科学力はニルヴェルをはるかに凌駕し、モンスターズたちは大人顔負けの戦闘力の持ち主だったのだ。
最強な怪物なガキたちと魔女の戦いは始まるー