あらすじ
武道と魔道が交錯する時代。珠衣と弟の乱丸は両親がいなくなってから、遠縁の弓山家で暮らしている。ある日、大天狗に出会った珠衣は、前世の死に際を毎晩夢で見るようになる。前世の人物とは、五十年前に活躍した珠羽瑛という弓の名手。都の花宴にて射礼に出場し見事な弓を披露した珠衣は、珠羽瑛を探している東雲に出会う。弟の乱丸も一緒に、珠羽瑛の最期を知る男をたずねて、北の祥雲山へ旅することになる。そのなかで、両親が失踪した真相、前世で奏周が助けにこなかった理由、五十年前に起きた戦いの裏側について知る。
上巻の前世エピソードで構成されています。