あらすじ
堂本流星は、興津川新人賞を若くして受賞した小説家の期待の新人。ある日彼は、一身上の都合と称し、新作の連載作品全ての一時休止を出版社に申し出た。向かった先は、ほとんど民家などもない、山奥の小さな集落だった。両親の三周忌が終えて一段落したこともあり、ここで気持ちの整理を改めてする必要があると悟ったからであった。流星は、旅先の宿で偶然出会った五十嵐ナナミと、不思議な縁で結ばれていく。彼がナナミと出会ったことで、流星の仕事はもちろん、ナナミ自身の環境にも、大きな変化が生まれ始める。しかし、お互いを知れば知るほど、二人の歯車は大きくずれ始めていくのだった。果たして二人の行く末はどうなってしまうのか。