あらすじ
山奥の旅館「三枝荘」。この宿には人の願いを叶える座敷わらし、「ハルキ」がいた。旅館を経営する両親のもとに人間として生まれた彼だったが、幼くして亡くなったのちに座敷わらしになり、両親の旅館を守り続けていた。
しかし力を使い尽くしつつあった彼は、間も無く消える運命にあった。形を保てなくなった彼は大人の姿になり、身なりもボロボロ。そんな彼の前に現れた最後の客は、有名若手起業家の横小路悦子だった。
「自分を犠牲にして、人に尽くして。消えてから人に惜しまれる人生でいいの?」
歯に衣着せぬ彼女の物言いに惹かれたハルキは、悦子の願いの成就を「自分が消えない範囲で」手伝うことに。しかし彼女の願いというのは、理想の結婚相手探しだった。
天然ボケな座敷わらしは、果たして悦子の心を射止めることができるのか?