あらすじ

逆境に負けず「魔法のエンジン」発明を夢見る女の子と、家族から「汚れた血」と呼ばれる人狼男子。 超絶鈍感な二人が両片思いをこじらせている間に、悪意がそっと忍び寄り、手を伸ばす。 人間と人狼、庶民と上流家庭。何もかもが違う二人の前に立ちはだかるものは――。 蒸気機関が発達した世界の左端にある、「幾望(きぼう)国」。 高等中学二年生、十七歳の瑠奈(るな)は、特待生として学校に通いながら、病気の父の仕事を引き継ぎ、石炭にまみれて働いていた。 そんな彼女には、色々な意味で気になる人がいる。 同級生の朔夜(さくや)だ。 大きな会社を幾つも経営する鴻(おおとり)家の長男である彼は、常に瑠奈と学年首位を争う仲である。 ある日、瑠奈が危機に陥った時、朔夜は体を張って助けた。 その時、彼女は知ってしまう。 朔夜は、空想上の存在とされていた「人狼族」であることを。

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エブリスタ2024/02/08
  • 現在の作品ウルフムーンだけが知っている