あらすじ

福井で大学病院に通う伴は、ある日出張で金沢に向かう、早朝の特急列車「ダイナスター」に揺られながら、仁保の頭にはもう一つ昨夜の妻との会話がどうしても脳裏から離れずにいたのだ。  中学生になる拓也が金沢の別の私立学校に行きたいらしく、途中転校をさせたいというのだ。  越前朝倉家の一乗谷城内、諏訪御殿の館に通された伴仁保(ともの・じんぼ)は座敷に座り丹平が現れるのをじっと待っていた。 丁度その時、襖が開けられると越廼(こしの)丹平が目の前に姿を現した。仁保は姿勢を正すと顔を上げる。そこには端正な羽織袴を着た丹平がいた。

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エブリスタ
エブリスタ2020/09/04
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