あらすじ
私には昔から不思議な力がある、それは人の心が聞こえると言うものだ。この事を話したことがあるのは家族だけ、と言うか他人になんて話せない『普通じゃない力』
そのせいで他人とは馴染めず小学生の時はイジメられ、中学でも他人と関わることが出来ずずっと1人だった
そんな私もこの春から高校生になり…と、言っても大して何も変わらず暗くて地味で陰湿なモブ子として生きていた。そんなある日一匹の綺麗な白い猫に出会い私の世界は変わってしまった
『おい無視か』
「え、おー喋った」
『いやもっと驚け!』
「驚いてる」
『表情筋死んでいるのか!普通猫が喋ったら「きゃー!猫が喋った?!」とか言って驚くとこだろ普通』
「いや普通に驚いてる」
『貴様…まぁいい本題に入ろうか』
「うん。で、喋る猫さんは何なの?」
『喋る猫さんじゃない私は神だ』
「え。カビ?」
『貴様…』
学校帰りに真っ白で綺麗な青い目をした喋る猫に出会い、どうやら私はその自称神の反感をかい異世界に転生させられてしまったようなのだ
「どこ、ここ」
『異世界だ。ここは異世界にある国セシール王国』
「喋る猫さん」
『喋る猫さんじゃない神だ』
「自称神の猫さん」
『自称神の猫さんじゃない神だ』
「これ異世界ってやつ?」
『あぁ』
「じゃあ私死んだの?」
『いやもといた世界のお前は仮死状態にしてあるこちらの世界に転生させたお前には仮初めの体を与えた』
「なんの為に?」
『頼みがあるのだある少年の命を救って欲しい』
「救って欲しいって…」
『そしたらもといた世界に返してやらないこともない』
「嫌。めんどい」
『な…』
「いーよ帰れないなら帰れないで」
『貴様無気力過ぎるだろ』
「現代人なんてこんなもんだよ」
そんなこんなで異世界に転生させられた私はある少年の命を救うべく❰異世界❱セシール王国で生きることになったのだった
この世界では魔法が当たり前に存在し大抵は魔法ギルドなどに入り依頼をこなして収入を得るか城に入り王族に仕えるかのどちらかで生計をたてる世界で魔法は使えて当たり前らしい
「私魔法使えないんだけど、普通こう言う時はチートスキルとかあるんじゃないの」
『いや、お前はもとのままただ人の心が読めるだけだ』
「なんてこった」
そんなんで誰か救うとか無理じゃないかな