あらすじ
太陽の届かぬ世界——影の国。
千年ものあいだ“黒の王”による支配が続くその地に、ある日ひとりの少年・リュウが召喚される。彼は「王の継承者」として選ばれ、黒き支配を終わらせる運命を背負うことになる。
旅の仲間たち――風の民の少女ユリナ、理知の魔術師セラ、剣士のカイル、そして影の記録者オルドとともに、リュウは影の地を巡り、黒の王とその影の軍勢に立ち向かう。
やがて訪れた決戦。黒の王を討ち果たし、影の国に“暁”が差す。
だが平和は始まりに過ぎなかった。
王として即位したリュウは、民の意志を尊重し、対話による統治を目指すも、自由の混乱、過去の亡霊、旧王派の反乱と直面する。
最大の試練は、“影の戦士”ゼヴァ率いる反乱軍との対峙。
かつての自分自身の“影”と向き合い、仲間たちがそれぞれの過去と弱さを乗り越える中、リュウは“影と共に生きる”という真の意味に辿り着く。
そしてついに、影と光が共存する新たな王国の礎が築かれる。
リュウは「暁の王」として、国と民の未来を担い歩み始める。
――これは、影と光のはざまで、生きる者たちの物語。