あらすじ
かつて、魔法とは異なる技術「ルーミナイト」を用いた国と、周辺諸国で構成される連合国との間に、長きにわたる戦争があった。
争いの果て、唯一生き残った王国「アルカディオン」は、かの国を打ち倒し得た“ルーミナイト”技術によって栄え、人類最後の国となる。
しかし──その戦争が、どのように終わったのか。
今では、誰一人として覚えていない。
──そして現在。
アルカディオン王国。
魔法に適正のない者たちは、城とその周辺を囲う巨大な壁の外側に隔絶され、国に入ることすら許されていなかった。
「こんなこと、いつまで続ければいいんだよ…」
“いつか安全な壁内で暮らすこと”。
それだけを夢見て、彼らは王国から課せられる危険な作業の報酬で、かろうじて生活を繋いでいる。
そんな折、“天城 迅”は気づく。
精製されたルーミナイト──“ルナクタ”を、自身の力として扱えることに。
現在の人類で、それを自在に扱える者などいない。
彼は何者なのか?
なぜ戦争の結末は誰にも思い出せないのか?
記憶を失った男が、世界から忘れられた力で、世界に挑む。
小説家になろう、カクヨムでも掲載しています。