あらすじ
『じぱんぐ』と言う国で暮らす絹子は突然夫を事故により失います。……悲しみはありますが、けして未来を悲観していません。
何故なら絹子の結婚は、男色家の夫との契約結婚だったから。
未亡人になった絹子は、憧れの女性がいる尼寺への出家を決意しますが……。
【登場人物】
〇木崎絹子
材木問屋の次男『清次郎』の妻。
夫を事故で亡くしたばかり。
実家は米穀屋だけど、祈祷師の血を受け継ぎ結婚前はお札作りを生業としていた。
〇木崎清次郎(故人)
絹子の夫。
文芸雑誌の編集に携わっていた。
実は男色家で生前絹子とある約束をしていた。
〇木崎宗三郎
清次郎の弟。帝大医学部を卒業して現在は医師として忙しい日々を過ごしている。