あらすじ
平凡な女子高生、白河琴音は、ワガママ放題の双子の姉、莉子に人生を食い潰されていた。ある日、二人は不慮の事故に巻き込まれ、異世界へと転生することになる。
しかし、生来の悪運の強さか、運命のイタズラか。転生の儀式に先に到着した莉子が、巧みな嘘で女神を騙し、琴音のために用意されていた乙女ゲーム【 ラブマギカ~聖女の愛と五色の魔法が世界を救う~ 】の「主人公」という最高の地位を奪ってしまう。
遅れて現れた琴音は、莉子の罪が自分の罪として読み上げられるという理不尽な状況に直面。さらに、与えられた転生先はゲームの「死亡フラグ立ちまくりの悪役令嬢」だった。
しかし、長年の我慢が限界に達した琴音は、絶望するどころか、この状況を復讐のチャンスと捉えます。女神のお詫びで与えられたアイテムと、ゲームの知識を駆使し、悪役令嬢として破滅フラグを次々とへし折っていくことを決意する。
琴音は、持ち前の優しさで周囲の好感度を上げつつ、莉子の自己中心的なワガママを逆手に取り、本来莉子に降りかかるはずの幸運を奪い、彼女を破滅へと追いやる。学園での知の対決、剣術大会での活躍、社交界での振る舞いなど、あらゆる場面で莉子の悪行が露呈し、逆に琴音の評価が高まっていきます。
やがて莉子は、何が起こっているのか理解できず混乱し、最後には琴音によって真実が暴かれ、全てが妹の仕業だったことを知って「ぎゃふん」と膝を折るでしょう。
これは、理不尽に耐え続けた妹が、姉への積年の恨みを晴らすため、悪役令嬢として異世界で成り上がり、人生を奪われた復讐を果たす、痛快なざまぁ劇です。