あらすじ
30歳の四熊早紀は大手商社のシステム部課長。ある朝、徹夜明けのオフィスで、7歳年下の部下・三木恭子が不安と涙を見せる。冷静で頼れる上司だった早紀は、恭子の弱さに触れ、自然と距離を縮めていく。やがてふたりは恋人同士となるが、年齢差や職場での立場、未来への不安が、静かにふたりの関係を揺らがせていく――。オフィスという閉じられた世界で生まれた大人の恋が、やがて心の鎧を溶かし、ふたりを変えていく物語。
■登場人物
四熊 早紀(しくま さき)
30歳・女性。大手商社システム部課長。冷静沈着で責任感が強いが、心の奥に孤独を抱えている。喫煙者。部下の恭子との出会いで、感情に揺らぎが生まれていく。
三木 恭子(みき きょうこ)
23歳・女性。早紀の部下。素直で頑張り屋だが、自分の限界に気づき始めている。徹夜明けのある朝、早紀に弱さを見せたことをきっかけに、次第に心を許していく。