あらすじ
私は顔も知らない人と結婚する。
「きっと君を愛することはないよ。それでもいい?」
そんな風に言われても傷つかない。
だって、私もあなたのことを愛してないから。
「いいよ、別に。それに、もう引き返せないでしょ」
私達がこれからするのは愛のない結婚――。
《月守財閥の元お嬢様、月守から抜け出すために伊零と結婚する》
月守莉結
××
《御巫財閥の御曹司、基本穏やかで優しい美少年》
御巫伊零
それは一生変わらない、そう思っていた。
でも、少しずつ関係が変化していって……
「ねぇ、さっきの男は誰?」
嫉妬してくれるような仲になった。
「莉結は俺の妻だよね?」
「今更返品なんてさせないから」
剥き出しになった独占欲に何故かドキドキして……
「こっちを向いて、莉結」
どうやら、私いつの間にか好きになっちゃってたみたい……
「こんなにも好きにさせた責任、ちゃんと取ってよ」