あらすじ

さて、ここからは俺の質問だ。とはいっても、お前の事は知ってるから……質問なんてのはたった一つさ。 最強は誰だ? ……おいおい、そんな馬鹿を見るような顔をするなよ。俺はよく周りに小馬鹿にされてたが、この質問には誰もが真面目に答えてくれたぜ? 親? 確かに自分を産んでくれた両親は、絶対的なものの一つに数えても良いだろうな。 そんでも、俺みたいな奴には感謝するような親はいねぇし、最強とはまた違うだろう? 最強だよ。最も強い……だから、最強。 教師? 魔獣? 魔王? それともお前自身? いいや、違う……。 よく考えてみろよ。 お前がいけ好かない女顔の留年生か? それとも、それに付きまとう笑顔の男か? 信じられないくらい綺麗な母親か? 想い人の兄か? かつて世界を救った英雄か? もう一度言うぞ……最強は誰だ? …………成程な。 それでもお前は、その名前を出すんだな。 良いんじゃないか、最強なんてのは人それぞれってのが持論って答えでもよ。 だったら、それに追い縋る為に……少しでも爪痕を残そうぜ。 それだけが、弱者のできる唯一の足掻きなんだからよ。 表紙は愛と信頼の咲久良さんです。

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エブリスタ
エブリスタ2016/07/06
  • 現在の作品弱者の誇り