あらすじ
突然の軍事侵略により、すべてを失った王女。
逃げた先でとある夫人に拾われた彼女は、「キアラ」と名を変え、伯爵家の養女として、かつての敵国で静かに日々を過ごしていた。
だが、そんなある日、伯爵家に一通の手紙が届く。
内容は、「陛下の妃候補として、彼の側仕えにならないか」というお達しだった。
内心は断固拒否。だが、喜ぶ夫人の姿を見たキアラは、育ててくれた恩義に報いるため、心を隠して王宮に出向くことに。
王宮では、キアラと同じ目的で選ばれた少女が集い、彼女たちはついに陛下と対面する。
そこで「戦のころに拾われた養女」と説明したキアラに対し、美しい陛下は、なぜか「お前を私の妃にしてやろう。それが私の責務だ」と言い出して――?
すべてを失った王女が幸せになるまでの物語。