あらすじ
コレット・ルヴィエール 十九歳。
学園を卒業後、父の仕事を手伝っている男爵令嬢である。
王国騎士団の団長をしている六歳上の兄と、学園に通っている二歳下の弟がおり、家族や使用人たちに囲まれ毎日幸せな生活を送っている。
そんな中、兄から早く結婚をして幸せになって欲しいと言われたコレットだったが、まだ誰にも言っておらず内緒にしている恋人がいるのだった。
恋人のマリユスは、兄と同じ騎士団に所属している寡黙で冷静な騎士である。
しかし、恋人なのにまだキスをしたことも、ましてや好きと言ってくれたこともないマリユスにコレットはだんだんと不安になっていくのだった。