あらすじ
『男女の双子は忌み子』だという迷信を信じ込む父に認識されず、双子の兄にも忌まれ、唯一母の愛情にのみ触れてきた――五歳までは。
亡き母以外に存在を否定された双子の妹・一葉(かずは)は、家族に認めて貰いたい一心で男装し、男として生き、"双子の兄弟"として家でも世間でも認識されていた。
母がいなくなってから十一年が経過した、明治三十五年。十六歳となった一葉は、下校途中の帰り道でいきなり遊び人のような青年に声を掛けられる。
『ねぇ、ぼくと結婚しよう』――。
この言葉が、一葉の雁字搦めだった運命を覆すことになる。
"男"となるのに慣れた令嬢と、そんな彼女に一目惚れした公爵家当主の、婚約から始まる恋物語――。
表紙……girly dropさんのフリー素材をお借りしました。
注意・この物語のキャラクター達ですが、話の進み具合で現代においても難しい問題、またBLのように捉えられてしまうようなシーンがございます。主軸は男装令嬢と公爵家当主の恋模様ですが、苦手な方はご注意ください。
【2023/8/31 特集・運命の恋 選出】
【2024/3/1 エブリスタ小説大賞2023講談社女性コミック9誌合同マンガ原作賞 最終候補】