あらすじ
「聖女適正判定の結果、サナ・イチジョウの魔力はゼロ。よってクデール法国からの即刻国外追放を命じる!」
(は。はあああああああああああああああああああ!?)
聖女召喚の儀式によって呼び出された三人の内の一人、一条紗菜(いちじょうさな)は、聖女選定において『魔力なし」と判断されて国外追放されてしまう。国境近くの森林で魔獣に襲われそうになったのを助けたのは、隣国のエルフの末裔である聖騎士長ヴェノムだった。
エルレゼル聖獣国の教会で居住手続きをした際、魔力はゼロのままだが、神力を持つ大聖女だった判明する。「クデール法国、ざまあああああ!」と心の中で思いつつ、クデール法国へ意趣返しができたと喜ぶ。
元の世界に戻る気持ちを捨てきれずにおり、生活に慣れたら元に戻るために動こうと考える。
その後、政治的、個人的な事情でサナが大聖女であることを公開せず、王宮専属専属、|顔料士(プグメント)の職業に就いて王城の一角、騎士団寮の傍にある一軒家で護衛となるヴェノムと共に共同生活が開始。
平穏かつ希望した仕事を過ごすはずが、精霊や妖精たちに愛され様々な事に巻き込まれる。
そのたびに迎えに来てくれるヴェノムに気持ちが傾くも、モーリス陛下とリカルド枢機卿の提案で、この国との結びつきを強めるため、ヴェノムと兄妹としての術式を提案されてしまう。ヴェノムはサナの安全第一を考えて了承するが、サナは自分が妹にしか見られないことに落ち込む。
サナはヴェノムに惹かれるも、義理の妹扱いされていることや、元の世界戻りたい気持ちがあり自分の気持ちにブレーキをかける。
そしてヴェノムもサナに惹かれながらも、過去や彼女の味方をすると告げた手前、自分の気持ちを抑え込もうとしてしまうのだが……。
両片思いの甘々な駆け引きから、自分の気持ちに気付き互いに距離を縮めていく。
これは腹黒過保護元騎士団長と、元の世界に戻りたい仕事人間な大聖女が結ばれるまでの物語である。
旧タイトル)追放聖女は拾ってくれた腹黒過保護騎士団長の重愛に困惑する ~あれ、義妹の代用品って設定はどこに?~
※リメイク版です。途中から内容や世界設定を強化してます※