あらすじ
孤児院育ちのミノンは、神殿外で暮らしている神子の傍付きとして派遣された、十九歳の聖女。
お相手の神子さまは、護衛騎士とふたりで暮らしている、高圧的な物言いをする五歳児・フィル。
まだ小さいのにお家騒動に巻き込まれ、目立たないように暮らしているフィルは、そんな背景のせいか情緒がうまく育っていないよう。神殿では、中身がからっぽの「カラの神子」と呼ばれ、遠巻きにされていたらしい。
子どもの扱いに慣れているミノンは、彼の世界を広げてあげるため奮闘しはじめる。
フィルの正体は、皇位継承権を持つ第五皇子フィリップ、じつは十九歳。なんらかの呪いにより、五歳のころからまったく体が成長していないのだ。
神子が、神の加護から解放される『還俗』の二十歳に備え、癒やしの能力を持つ聖女が派遣された。
しかしミノンは癒やしの能力が弱く、解毒能力を持っているだけの、聖女としては役立たず。
訳あり・難ありのふたりは、無事に二十歳を迎えられるのか。
新星ファンタジーコンテスト「神童/選ばれし子ども」に参加。
大賞をいただきました。
https://estar.jp/official_contests/159786
表紙写真:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%83%AF%E3%82%B9%E3%83%AC%E3%83%8A%E3%82%B0%E3%82%B5-%E3%81%A8%E3%81%8C%E3%81%A3%E3%81%9F%E8%8A%B1-%E6%98%A5%E3%81%AE%E8%8A%B1-5143015/