あらすじ
「瑞穂。やっと見つけたよ。お前を殺した犯人」
今回のターゲットは、日暮朧が、二年間探し求めていた五条龍也と繋がっていた。
十五歳の春。瑞穂と出会っていなければ、俺は、今でも、あの事件を引きずり、人間不信ままだったと思う。
そんな朧を変え、前に進む力をくれたのが彼女だった。
瑞穂は、読書家でいつもたくさんの本を読んでいた。
その中でも、ホドギスのサクラシリーズがお気に入りだった。
自分を変えてくれた、彼女との出会いは、高校の入学式。
朧は、事件のトラウマで地元を離れ、誰も知り合いのいない高校に入学した。
そんなこともあって、入学式当日も式が始まる一時間前に、学校に来てしまった。
その為、式開始までの時間つぶしで為に、書店で何も考えずに手に取ったホトギスのサクラシリーズを読んでいる所に、同じく早めに学校に来ていたが瑞穂が声を掛けてきた。
そして、僕達は、本の話で盛り上がり、その場で友達になった。
そして、いつの間にか彼女に恋心を抱くようになっていった。
瑞穂の誕生日に勇気を出して告白し恋人同士になった。
けれど、彼女との関係は、二年足らず突然終わりを迎えた。
「瑞穂。お前の無念は、俺が絶対晴らして見せる。……五条龍也。俺は、お前は必ず見つけ出す」