あらすじ
「好きになったのが、先輩だっただけ。」
大学時代の憧れの人・向井との再会。偶然の出会いながら、止められなかった気持ちが不倫という形で動き出す。
恋に落ちるのは一瞬だった。
でも、そこから這い上がるのには、時間も涙も、たくさんの選択も必要だった。
主人公・内山凛心は、都内の銀行に勤める25歳。
仕事のプレッシャー、周囲の目、そして“女としての幸せ”をどこに見いだすか──葛藤する日々の中で、
新しく着任してきた藤木課長や、同期の海、そして年上の既婚者・修二との人間関係が少しずつ凛心の心を動かしていく。
ちぐはぐで、どこか噛み合わない男女の想い。
けれど、不揃いだからこそ、大切にしたい感情がある。
凛心は、自分自身と向き合いながら、“誰かの特別”になることより、“自分らしい幸せ”を探していく。
まっすぐじゃなくてもいい。
恋も仕事も、人間関係も。
迷いながらも歩いていく、不器用でリアルな再生の物語。