あらすじ
井川慶太は上司の大塚による日々のパワハラにより、いつしか自分を無能で無価値な人間だと思いこむように。
それでもなんとかギリギリの所で耐え続けていたのだが、ある日客先の担当滝田の優しさに触れ、心が完全に折れてしまった。
ついに会社を退職し、就職活動をはじめることに。
好感触の面接の後、たまたま滝田の工場の近くであったことを知る。
工場の入り口に咲くパンジーに目を奪われた瞬間激しい目眩と、不可思議な画像が頭に流れる。
その日から足が重たくなり、そしてアパートの窓に張り付く小さな少女の影が現れるようになった。
妖と人間の世界が曖昧になる逢魔時、見回りをする少年鈴音と化け猫銀の物語、2作目です。