あらすじ
本作は、同じ時間軸を異なるキャラクター視点で描く群像劇です。第2章までお読みいただくことで、各話ごとに仕掛けたトリックや裏側の真相が見えてくる構成になっています。キャラごとに異なる“同じ出来事の捉え方”を、対比しながらお楽しみください。
院生の日向亘は付き合っていると思っていた年上の彼女に、セフレ関係を解消しようと言われ、その理由にショックを受ける。実は幼馴染みへの初恋をこじらせており、その関係を壊したくなくて思いを告げられずに居た。親友の崇直、直樹、樹そして紅緒の幼馴染4人との関係を壊したくない。理由はただソレだけ。なのにある理由から高校卒業後は紅緒との接触を避けてしまい5年経ってしまった。
第二章では優柔不断な亘の親友、笠神崇直目線で話が進みます。
オラオラな性格なのに長男気質と世話焼きが邪魔をして、外面ダケは良い弁護士の卵、崇直。
彼には片思いの相手がいる。が、この想いは決して届くことはない。知られるわけにも行かないのだ。だったらそいつの恋路を邪魔して邪魔して同じ思いを味あわせてやる! と決めたひねくれものの毎日が、亡き弟の親友と再開したことがきっかけで変化していく。