あらすじ
ある出版社主催のコンクールに応募した青年は、選考結果に愕然とする。
受賞者に名を連ねているのが、名作の模倣しかできない人工知能を搭載したロボットだったからだ。
ロボットが作り手である人間よりも優れているはずがない、と彼は次回のコンクールに向けて執筆に耽る。
気分転換に行きつけの喫茶店を訪れた青年は、それまで人の温かさで溢れていた店内に、ロボットの存在を見つけ嫌悪する。
自分の良き理解者であった店主がそれを作ったと知るや彼は失望し、人工知能やロボットへの憤りをさらに強くした。
この出来事をきっかけに青年は部屋にこもって執筆を続け、ついに大作を完成させるのだが……。
(小説家になろう様にも掲載)