あらすじ
平凡な高校生活を送る相葉湊には、秘密があった。毎晩のように見る、世界が崩壊するリアルな悪夢。天(そら)は赤黒く染まり、巨大な目玉が地上を見下ろしている……。
誰にも信じてもらえない悪夢の話を、文武両道の完璧超人である幼馴染・鈴木仁だけは、いつも隣で笑って聞いてくれていた。
しかし、ある日の午後、悪夢は現実(デジャヴ)となる。
鳴り響く不快な音、崩壊する校舎。そして、天に浮かぶ巨大な目玉。夢で見た光景と、夢では見なかったはずの異形の怪物「影溜まり」が出現し、平和な日常は一瞬にして地獄へと変わった。
頼れるのは、不完全な“悪夢”の記憶と、最強の親友だけ。
これは、世界の終わりに抗う、二人の少年の絶望的なサバイバル記録。