あらすじ
「兄貴さえいなければ——
俺の人生 もう少しはマシだったのに…」
アルバイトに追われ、鬱屈とした日々を送る加藤恭次。
彼の胸には、亡き父の跡を継ぎ天才医師として海外で活躍する兄・恭一郎への、拭いがたい劣等感があった。
そんなある晩、母から一本の電話が入る。
「お兄ちゃんが……恭一郎がね、死んじゃったの」
大切な存在を突然失い、茫然自失のまま兄の部屋を整理していた恭次は、突如発作に襲われ意識を失う。
目を覚ました先は、なんと11年前。
混乱の中、目の前に現れたのは、病院理事長・大友に詰め寄る若き日の兄だった。
「父を殺したのはあなただ!!」
その言葉とともに再び発作が起こり、恭次は現代へと引き戻される。
——兄の記憶を抱えて。
父と兄の死の裏に浮かび上がる大友の影。
真相を暴くため、恭次は医学の道を志す。
次々と動き出す記憶と復讐の歯車。
過去と現在が交錯する、記憶継承の復讐劇が今、始まる!