あらすじ
フリューリア国の公爵令嬢ローゼマリーは危機的状況に瀕していた。それは婚約者であったはずのエルンスト王子が伯爵令嬢のコルネリアに堕ちてしまったのだ。数々の嫌がらせを受けたと泣くコルネリアにエルンストは怒り、ローゼマリーと婚約破棄し、国外追放を企てる。
無実の罪を着せられたのを知ったローゼマリーは困惑しながら自宅の屋敷へと戻ると自室の前に召使いのアンナが立っていた。親友でもある彼女から竜神の贄になることを知らされる。彼女には最愛の恋人がいることを知っているローゼマリーは助けられないかと思い、自身が贄になればいいのではと考えつく。どうせ国外追放されるのならばと。
竜神の贄としてアンナと代わることができたローゼマリーは竜神を祀る村で彼と出会う。竜神ジギスヴァルト、彼から「私の妻として迎える」と知らされてローゼマリーは困惑した。
これはそんなローゼマリーと竜神ジギスヴァルトの異類婚姻譚。