あらすじ
最後に、素敵な恋がしたかった。
世を儚んで龍が淵の滝壺に身を投げた、アラサー女子の深琴(みこと)。
飲み込まれる寸前に零した未練に応える声があった。
「──その願い、聞き届けた」
目覚めてみれば水底に佇む薄暗い日本家屋。
周りは水に囲まれて魚群が泳いで通り過ぎた。
どうやら身を投げた龍が淵川の川底らしい。
其処にいたのはおかっぱ頭の美少女、水希と、色素の薄い髪をした美青年、雨竜。
目覚めた場所は水神さまの住まう宮。
身投げを人身御供と間違われ、未練は願いと捉えられ、水神の雨竜と夫婦になったと言われて……!?
少しずつ、少しずつ、相手を知って恋をする
緩やかな流れを感じて頂けたらと思います