あらすじ
《中立地帯》のストリートチーム、《グラン=シャリオ》の拠点を襲い、チームメンバー500人近くを惨殺した《彼岸桜》の《リスト執行》から数日後――――雨宮深雪と《中立地帯の死神》である東雲六道は《関東収容区管理庁》の長官である九曜計都に呼び出されていた。
逢坂忍と《グラン=シャリオ》を結びつけることで、上松兄弟の跡目争いから《中立地帯》を守り、《アラバハキ》と新たな協力関係を築く―――その計画が見事なまでに失敗に終わったことを九曜長官に糾弾された六道は、《アラハバキ》とも《東京中華街》とも良好な関係を築くことが難しくなった今、《休戦協定》が効力を失うもの時間の問題。《死刑執行人》の5大事務所が互いに手を取り合い、結束すべきだと提案する。
ところが会談に集まった五大《死刑執行人》事務所の所長たちは足並みがてんでバラバラで、自らの利益と保身のことしか考えていない。おまけにその一人、氷河凍雲(ひかわ・いてくも)はかつて東雲探偵事務所のメンバーであり、東雲六道のやり方に反発して事務所を辞めていたのだった―――――