あらすじ
恋とも言えず、友達とも違った、あの夜のこと。
埃っぽい街の片隅で、スケートボードがすべてだった。テオとカミロのふたりはいつも一緒で、夜の屋上や廃墟の奥で夢を語り合った。誰にも言えない気持ちも、言葉じゃなくて通じている。ただそばにいれば、それでよかった。
でも「外の世界」がふたりの前に現れる。風の匂いが変わった。行けるかもしれない。飛び出せるかもしれない。
けれど、自由には代償がある。家族、過去、この街、そして__大切な誰かの未来。
「自由ってさ、どこかに転がってるもんじゃなくて、たとえ苦しくても、自分の手で掴みにいくもんなんじゃねぇの?」
友情と恋のあいだで揺れる。
ふたりが、未来を選ぶ。
テオ✖️カミロ
⭐︎毎日更新
※は性描写ありです。