あらすじ
島根県内の中学に通うひとりの女子生徒が自殺した。
遺書にはいじめを受けていたことが記されており、加害者として同級生の女子生徒が名指しされていた。
木村麗華、冴島志帆、蛍原愛梨。
ネット上で三人の名前が特定され、彼女たちに対する猛バッシングが沸き起こる。
その激烈な炎上に耐え切れず、木村麗華は引きこもりとなってしまう。冴島志帆は東京の中学への転校を余儀なくされ、蛍原愛梨は神隠しにあったように行方不明となる。
十六年後、東京に転校した冴島志帆は弁護士になっていた。
そんな志帆のもとへ、中学時代の担任・垣内が訪ねてくる。
行方不明の蛍原愛梨が東京にいるとの情報を得て、連れ戻しに来たのだという。
しかし数日後、垣内の遺体が都内の造成地で発見される――。
警察が動き出し、冴島志帆も事件の渦中に巻き込まれていく。
十六年前に本当は何があったのか、今なぜ再び惨劇が繰り返されるのか――。
いじめの加害者を主人公にすえた恋愛サスペンスミステリー。
☆ ☆
主人公は冴島志帆、30歳 職業:弁護士
彼女の愛と葛藤の日々を描く、約15万8千文字の長編ラブサスペンス