あらすじ
地球が消えてしまった。君を乗せたまま。
僕はずっと君を探している。宇宙を航海しながら。
隣に誰かがいても、僕はずっと君のことばかり。
途中で若返りの星と出会い、寿命を数十年延ばしたけれど、それでも地球人の寿命は短く、この広大な宇宙を全て航海し切るには全然足りない。
君はどこにいるんだろう。
幾つも惑星を回り、幾つも新たな出会いをしたけれど、君はいない。
あなたはいない。どこにもいない。
もちろんそれはわかりきったこと。
どこにいるのか、本当は知っている。
知っていても、不可能なこともある。そういう時、知らない方が良かったと思うのは地球人の性。
けれど不可能というのは現在の話で、未来ではわからない。
未来まで、待っていて。
どうかまた、会えるように。