あらすじ
今井探偵事務所は、所長であり探偵を務める千鶴さんと、従業員であり助手である僕、矢田部蓮の2人で活動している。
普段はとても愛想がよく、かわいらしい千鶴さんだけど、受けた依頼の調査を進めていくと、あるとき突然、僕に向かってお決まりの言葉を口にする。
「蓮くん、今から私、ひとりごとを言いますので、何か変なところがあったら止めてください」
この言葉を合図に、千鶴さんは『ひとりごとモード』に入る。こうなると、解決はもうすぐそこだ。
探偵事務所内で繰り広げる日常パートと、依頼を受けて捜査に挑む探偵パートで構成される、殺人事件や難解な謎解きのない、ミステリー小説とは言い難い、ゆるくまったりとした2人の日常をつづった物語・第2弾。
幸せの形を探る結婚を控えた女性、受験者が減少し、自分の大学の魅力を探る広報部員、転職するか起業するかの人生の分岐点に立つイラストレーター、神社の集客を目指して様々な企画を考える神主など、様々な悩みを抱えた相談者が今井探偵事務所に訪れる。
持ち前の客観視スキルを活かしての、千鶴さんのさがしものが始まる。