あらすじ
世の中には人の顔を見ただけでいつ死ぬか分かってしまう能力を持つ者が居る。
死が近い者には死相というものが現れ、その濃さによってどれだけ死が近いかわかってしまう。
その能力を持った者は苦しみ、自ら命を絶つ者も居れば、自分に与えられた能力を運命と受け入れ共存していく者も居る。
愛する恋人や家族の死期がわかってしまうほど悲しい事は無い。
だが、余命の宣告を受けている者や、病気などで苦しみ、窮地に追い込まれている人間にとっては安堵や覚悟が生まれるのかもしれない。
残された時間をどのように過ごせばいいのか考える事ができるから……
しかし、生きる希望に満ちている人間に対しては絶望や悲しみしか生まない。
この能力の恐ろしい所は病気だけではなく、事故や殺人で死ぬ場合も分かってしまうことだ。
これは、2人の男女が1人の少年に余命を宣告される事から始まる。
この物語は4年前に神谷が執筆した「フェイス」とは直接関係はありません。
「フェイス」は死期が分かる能力を持ってしまった男の話。
これは、能力を持っている人間に余命を宣告された男女の話です。
直結はしませんが、全く関係無いわけではないのでよかったら前作「フェイス」[link:novel_view?w=10634853]も読んでくださいね。