あらすじ
茉由は佐藤のことがあってから、仕事だけに集中していた。そのせいで、また、視界が狭くなっていたのかもしれない。気づくと、上司の高井が傍にいる。高圧的な高井は、何もハッキリさせぬまま、茉由を振り回すようになる。
高井は女遊びになれているのか、茉由にベッタリしたり、突き放したりを繰り返す。それも、最初は二人だけの間のことだったが、次第に、茉由の同期たちの前でも、高井は茉由に纏わり憑く。
「そうなんだぁー、でも、変わらず、茉由は綺麗だったよー、
お似合いじゃない! 高井さんと!」
「どうしてよ! 私にはタダの恐い上司よ、だって、あの人は!」
「そうだね、茉由は、そう思っていた方が良いのかも知れないね~」
茉由は誰にも言えないが病と闘っている。でも、病とだけ闘うのではなく、夫にも不信感を抱き、家の中では居場所を見つけられない。不安定な茉由は、夫に強く管理されることに耐えられなくなっているのに、職場でも、強い高井に管理されるようになっていく、
雌猫、桜の花、笑った猫の目、ドワーフ、エビ、