あらすじ
『お気をつけなさい、将軍、嫉妬というやつに。こいつは緑色の瞳をした怪物で、人の心を餌食とし、それをもてあそぶのです』
シェークスピア・戯曲「オセロー」 第三幕第三場より
気づいた時にはずっと好きだった幼馴染の瑛太。でも大好きな瑛太は、姉妹のように育ったもう一人の幼馴染菜摘と付き合い始めた。
二人の姿を見るのが辛くて、大学進学とともに羽衣は地元を出る。しかし地元を出て三年、二人から結婚式の招待状が届いた。
羽衣の初恋への最終通告である二人の結婚。まるでそれを待っていたように、 緑に瞳を輝かせた怪物が、それぞれの結末に向かって動き出す。