あらすじ
勤めていた会社を退職してから疎遠になっていた一つ年下の元同僚。私は彼のことが一人の男性として好きだった。でも、伝える勇気も言葉も出なかった。
夏のある夜、ふと見上げた月があまりにも綺麗で、彼女はその写真と一言のメッセージを彼へと送るーー「月が綺麗ですね」。
それは彼女が彼に対して言葉にできなかった気持ちの代わりだった。
仲が良い一つ年上の元先輩だったあの人の気遣いは少し優しかった。
あの人が会社を辞めてからたまに連絡は取っていたが、どこかぎこちなく、既読をつけて返信をしないのもざらだった。
そんなある日、彼女から一枚の写真と一言だけ文章が添えられていた。
・・・・俺はこの言葉の意味も彼女への思いもやっと自覚するなんて思わなかった。
恋愛に臆病な“私“とやっと気づいた“彼“の二人の目線で進む物語。