あらすじ
長谷部 眞玖(ハセベ マキ)二十八歳
峰岡飲料株式会社 営業企画課長
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藤宮 匡(フジノミヤ キョウ)二十八歳
藤宮商事株式会社 副社長
あなたは、ずっと私の大切な友人だった。
秀麗な面差しの優秀な御曹司。
誰をも惹き付けるあなたに恋をしたくなかった。
だけど。
仕事に真剣に取り組む姿勢、優しい眼差し、思いやり深い態度にーーいつの間にか恋に落ちていた。
「覚悟しておけよ」
そう言い残し、私を置いて旅立った。
音信不通の四年間、何度もあきらめようとした。
それなのに。
なんで今になって、現れるの?
「もう逃がすつもりはない」
執着も束縛も嫌いなくせに、どうして?
「俺が婚約者になってほしいと心から願うのは眞玖だけだ」
胸にこみ上げる想いや不安をなにひとつ口にできない。
なぜ、恋をするとこんなに臆病になるんだろう。
優しく抱きしめないで。
甘いキスをしないで。
私の体に所有印を刻みつけないで。
……お願いだから、もう期待させないで。
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2025.5少々改稿いたしました。