あらすじ
29歳を迎えたある日、藍原美夜は突然、「寿命が一年前に尽きている」と死神から告げられる。
本来の寿命まで、再度、新しい人生を生き直すことを余儀なくされ、美夜は死神に大胆なリクエストをした。
「桧山涼にとって唯一無二の存在になりたい。」
ずっと憧れていた人気ロックバンドのボーカリスト桧山涼に愛される人生を歩み始めることになった美夜。
本来であれば、決して手が届くはずもない恋だった。
「心なんて、お前にくれてやる。」
「あいにく俺は、他の男によそ見されるような愛し方、してないんでね。」
「お前にふさわしい男になりたい。その一心でここまできた。お前は俺の道しるべだ。」
出会い、惹かれて恋に落ち、手を取り合って大人への階段を上っていく。
夢を叶えていく彼の姿を隣で見守り、再び死神が迎えに来るその日まで、全力で恋をした。
死の運命と引き換えに手に入れた、甘く切ない恋の物語。