あらすじ
工藤 和奏(くどう わかな)、22歳。
大学卒業後、大手飲料メーカー『青龍ホールディングス』に入社した。配属先は、営業部の営業事務。3年先輩の営業主任、大神 豹也(おおがみ ひょうや)につく事になった。
和奏が『青龍ホールディングス』に入社したのには理由があった。それはずっとスポンサーにつき応援している『Inconvenience(インコンヴィニエンス)』通称インコンのボーカルであるリツに会うためだ。
リツと和奏は、幼い頃から家族ぐるみで育った幼馴染。3つ年上のリツを兄のように思っていた。次第にリツを異性として意識し始め、恋に変わったものの気持ちを伝える事は出来ず、淡い恋心を持ちながら接していたある日。
「俺、家を出て、大学もやめる。アイツ等とバンドで生きてく…」
そう告げて、和奏やご両親の前からも姿を消した。
ご両親や和奏に音信不通のまま時は過ぎ、ようやく見つけた幼馴染のリツは、『Inconvenience(インコンヴィニエンス)』のボーカル、リツとしてテレビの中で歌っていた。
和奏の中にあるリツへの想いは残ったまま。どうしてももう一度会いたくて『青龍ホールディングス』に入社したのだ。
ある日、新作のお酒の試飲会にインコンが来社すると言い、営業主任の大神の厚意で和奏も試飲会に参加させてもらえる事になった。5年ぶりにリツに会える。やっと会える事を喜んでいた和奏だったが、その時は突然訪れた。
「工藤さん、一緒に来て。今日、インコンが来る」
「えっ、今日ですか?」
「今日というか、今、もう来てる」
「えぇっ! 突然ですね」
心の準備も出来ないまま、和奏はロックバンド『Inconvenience』を迎え、お互い成長し5年ぶりとなる幼馴染のリツと再会を果たす。
なぜ音信不通になったのか、和奏の想いは届くのか…。
絶大な人気を誇る『Inconvenience』のボーカル、リツ 25歳
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新社会人でリツの幼馴染、工藤 和奏 22歳
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営業主任、大神 豹也 25歳
芸能人となったリツと一般人の和奏、2人は昔のように心を通わせる事が出来るのだろうか。
営業主任の大神と営業事務の和奏、仕事のパートナーとして一緒にいる時間も長い2人に恋の予感?
絡み合う3人の恋をお楽しみ下さい。