あらすじ
35歳5月。
あの日、本田愛(ほんだあい)は、17歳から19歳まで付き合った同級生の元彼に、こう切り出した。
「ねえ、50歳になったら、会えるように。
今、待ち合わせしない?お互いの子供達もその頃には大きくなるし、会いたいの。どうしても‥‥。」
しばらく黙ったあと、
「わかった。」
と、海野泰二(うみのたいじ)は静かに言った。
連絡先も分からない2人だったが、
共通の友人である|亀野晴人《かめのはると》を介して電話で繋がり、2人は何度目かの電話をしていた。
会いたい気持ちから出た待ち合わせは、愛の思いつき、本気の提案だった。
15年後の50歳に再会は果たせるのか?
あなたには、忘れられない人はいますか?