あらすじ

会社に退職届を出した。 余りにも理不尽で不平等だと思ったから。 無職になった私は海に向かって『馬鹿野郎ー!』と叫んだ。 悔しくて、負けたくないと思う中、溢れる涙を止める事が出来なかった。 「泣いてるのか?」 そんな声が聞こえたけど、私にではないと思った。 涙を拭き、踵を返すと知らない男の人が私を見ている。 日本人には珍しい深海の様な髪の色に、冷たく感じる瞳も深海を思わせる。 切れ長の目に、整った鼻筋。 キラキラと光るイルミネーションに照らされたその人を素直に綺麗だと思った。 でも、私には無縁の人。 その人の側を通り、自宅へと向かう。 私に言われた言葉じゃなかったけど、誰かに見られていたと思うと恥ずかしくなり、速足になる。 これがその人に会った日の出来事。 まさか、また逢えるなんて思わずにいたんだ。 無職 葛西雅(かさいみやび) 24歳 二階堂コーポレーションの御曹司 二階堂煌志(にかいどうこうし) 28歳 *注意事項 掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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エブリスタ
エブリスタ2023/02/07
  • 現在の作品危険な香りの御曹司